中国株暴落

6th Aug 2015 by

china

最近の国際的な話題としてはやはりこれですね。
上海市場の株価大暴落。それの少し前にはギリシャのデフォルト危機なんていうのもありましたが
それとは比にならないレベルのはなし。

GDP世界第2位の大国の崩壊は、日本はもちろん世界経済にダメージを与えるのは必至。
一度は当局のなりふり構わぬ株価維持政策で持ち直しましたが、再び暴落が始まりましたね。
1929年の世界恐慌と似た動きと言われていますが、そもそも中国の市場は普通じゃない(笑)
昨年不動産バブルが弾けた中国では、株式市場に徐々にマネーシフト。
当局の後押しもあり、信用取引で株投機をする個人投資家が増加。
下手したら一種の博打感覚で老若男女が市場に参加。日本ではなかなか考えられないですね。
まず個人投資家が8割以上を占めている点も実に独特な市場ですが、人民銀行の金利引き下げ
なども影響して完全な株バブル化が進んでいました。

そして今回のバブル崩壊。もちろんそれ自体も大問題ですが、それよりも気になるのは
共産党政権の動揺っぷり。相次いで打ち出された政策も、いわゆる資本主義経済の国では
なかなか出来ないような一党独裁色がかなり強めの政策でしたが、結局下げ止まらず。
人民元の国際化どころか、逆にIMFから過度な市場介入に対して警告されちゃってましたね。
今までずっと何とかしてきた共産党政権だけに、ここで力量を国民に見せつけられないとなると、
一気に反政府へと繋がり、景気の減退も相まって共産党政権の崩壊も見えてきます。

今後も目が離せないですね。

更に掘り下げた話は。。。

お店で対話しましょう(笑)
お待ちしております。

こんな感じでその時の自分の関心事をメインに書きたいことを書いていきますので
興味ある方は是非お付き合いいただければと思います。

BEN

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