Dirty Sanchez

12th Mar 2017 by

 

 

今回はD.D.SとFeatしたDirty Sanchez of PROERAについて簡単に書いてみます。

彼と初めて会ったのは2015年の夏。

LafayetteのLookbookの撮影でPROERAを起用させてもらった時だった。

今ではPROERAはJoey Bada$$のヒットから世界的なクルーにまでなりつつあるが、

その時は今よりもアンダーグランドだった。

撮影後、撮り下ろした写真をPROERA側にに送ったらすぐにDirtyから制作依頼の折り返しが来た。

そこから彼とのワークが始まり、Music Video、アーティストフォト、カタログ撮影を共作し、

他のPROERAメンバーから地元の友達までたくさんの人を紹介してくれた。

いろんな意味で、マジで?っていう空間にも何度も突っ込まれたから記憶が大分濃く残ってる。

 

 

PROERAは元々BrooklynのEdward R. Murrow High Schoolの高校生達が、

学校前の公園でのフリースタイル遊びから始まったらしい。

DirtyはMurrowの生徒ではなかったが、近所に住んでいてよく公園でチルしていた。

そこでCapital Steezに出会い、フリースタイルに入れてもらったのがラップを始めたきっかけだった。

Joey Bada$$とCapital Steezの“Survival Tactics”が高校在学中に注目を集め、

ブルックリンの若者の中でストリートアンセムとなった。

PROERAというクルーが注目され知名度を上げる中、2012年12月24日 Capital Steezが他界。

Steezが残した「47」というキーワードをクルー皆が今も継承している。

DirtyはSteezの一番近くにいた存在だった。

Dirtyはいつでも会話の節々に「47」というキーワードが入る。

「47」はLifestyleだという。目には見えない使命感みたいなものを感じた。

 

彼と制作を繰り返し、彼のラップスキルは言うまでもないが人間性からもラップに説得力が増す。

DDSとの曲を聞く前に是非彼やPROERAをチェックしてみてください。

 

 

近い将来彼らを日本に連れてこようと思っています。

 

 

 

 

 

KIKI

 

 

 

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