NORSE PROJECTS 2015AWから大本命のアウターが入荷。

毎シーズン、リリースされているBIRK WOOL。

ラペルが小ぶりでモダンな雰囲気のPコートです。

イタリアで編まれた上質かつ高級感溢れるウールボディを使用していますが、長所はそこだけではありません。

なんとプリマロフト・インサレーションを中綿に使用しています。

ライニングにはリップストップナイロンが使用され、耐摩耗性に優れた設計。

綿が飛び出す心配なし。

そして、こちらの一見シンプルなナイロンアウター。

スポーティーでアクティブな印象の今っぽいデザインが魅力ですが、

こちらもプリマロフトを中綿に使用した侮れない一着。

薄く入ったプリマロフトですが、高性能かつ保温性がダウンと比べても遜色がないので

保温性も見た目以上にバッチリ。

嵩張らないので、軽めのアウターのインナーダウン的な使い方にもオススメです。

 

 

…といった感じで洗練されたデザインだけでなく、

NORSE PROJECTSらしい機能性にも拘ったアイテムが入荷しております。

ところで、どちらにも使われている中綿素材であるプリマロフトですが、皆様はご存じでしょうか？

こちらのLafayetteがWild Thingsに別注をかけたDENALI JACKETでも使用されていますが、

プリマロフトとは簡単にいうと人工ダウンです。

ここで、プリマロフトの紹介も兼ねて、プリマロフトと天然ダウンの違いをご説明。

※メーカーの企画や用いる量(ダウンの場合、フェザーとダウンの割合)によって変動するので、

いちがいには言えない点は予めご了承を。

【ダウンの長所】

・基本的に乾燥時は素材重量に対してダウンのほうが保温性が高い。

・グースダウンなどの高級天然ダウンのほうが軽量。

・ダウンのほうが収納性がやや高い。

このように極寒かつ軽量で収納性を要するシーンにはダウンのほうが適しています。

【プリマロフトの長所】

・ダウンと比べても保温性にさほど差はない。

・ダウンと違い、撥水性があり濡れても保温性を保つ。

・ダウンは圧縮に弱いが、プリマロフトは圧縮されても保温性を保つ。

・動物性であるダウンは経年劣化し、専門的なケアが必要だが、プリマロフトは清潔/無臭で自宅での水洗いも可能でケアが楽。

・化学繊維であるプリマロフトなら動物愛護団体から白い目で見られない。

あらゆる環境下でも変わらない保温性とイージーケアが魅力のなのがプリマロフト。

個人的な見解でいえば、僕はプリマロフトをオススメします。

というのも日本であればダウンほどの防寒性はさほど出番がなく、

雨など水に弱いというのが致命的。

雨天時ならダウンよりプリマロフトのほうが保温性が高いです。

ウィンタースポーツをする場合でも、十分なパフォーマンスを発揮できるのはプリマロフトでしょう。

さらにダウンは空気(デッドエアー)を孕んで保温性効果を高めるのですが、

綿が飛び出したり弾性がなくなったりで経年劣化が進むと

ボリュームがなくなり、空気を作るスペースが無くなっていきます。

そうなるとダウン本来の保温性も低下していきますが、プリマロフトは弾性の劣化が少なく、

つねに清潔さを保つ構造から経年劣化が少ないといえる。

 

これから本格的な寒さがやってくると思いますが、色々着込んで防寒するより、

薄着で一着ヘビーアウターを羽織るだけのイージースタイルが良いという方は

プリマロフトを使ったジャケットがオススメです。

TANA-176cm

jacket-Norse Projects BIRK WOOL ECRU SIZE-S ￥64,800- tax in

Scarves-Norse Projects SIGURD SCARF WHITE ￥7,020- tax in

今の時期ならインナーは薄手のシャツで十分。

Pコートならあまり着込まずにスタイリッシュにキメたいところですね。

こちらの商品はOnline Storeにも近日UP予定です！

気になる方は是非店頭へもどうぞ!