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Contemporary Reality…

26th Mar 2017 by

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2017AWのバレンシアガ、かっこいいですね。

ヴェトモンのデムナの加入によるところでしょうか。

男性の仕事着からのインスピレーションのようですが、コンテンポラリーを感じさせる斬新な雰囲気。

結局、モードといえどショーと違って普段着るものが重要ですから、リアルな部分からのデザインっていいですね。

ふと街で見かけるスーツのおじ様が、なんだかすごいオシャレだったり。

日常的なシーンにフィットしつつ、どこか遊び心を感じさせ、

それでいてスキのないスタイリングはほんとにオシャレ。

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Wide Pants…

1st Dec 2016 by

そろそろ2016年も終わりますね。

今年のファッションを振り返ると、オーバーサイズファッションは

いくところまでいったな、って感じです。

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2016年Fashion Awardsの受賞ブランドのラインナップもストリート色が強め。

とにかく、今までのファッション常識とは違った新しい流れを感じますね。

トランプ氏が大統領選で当選したアメリカのように、

今の時代、思い切った変化を望むようになっているみたいです。

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オーバーサイズといえば、今年やけに注目を集めていたのがワイドパンツですね。

ラグジュアリーブランドもこぞってワイド。

ファッションの常識である「身体に沿った美シルエット」という固定観念を

覆す新しいスタイルは、もはやファッションの本場モード界にも浸透しています。

ちなみに、この流れは80年代にも当時のファッション界に衝撃を与えていますね。

「黒の衝撃」

ヨウジ・ヤマモトとコム デ ギャルソンが82年にパリコレデビューした時に、革新的なコレクションを発表。

当時タブーとされていた黒を基調に、ボロキレのような生地を使用したり、大胆なカッティング、

空気を孕んだような太めなシルエット。

当時は賛否両論あったようですが、今のオーバーサイズシルエットブームの土台となっているのは

日本を代表するデザイナーによるものなのです。

いや~、日本の誇りですな。

 

そんな訳で、Lafayetteにもいい感じのワイドパンツが入荷しております。

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Liberte Bell Wide Leg Trousers ¥14,040- tax in

シンプルなトラウザーパンツをベースにタックを入れてワイドシルエットにした一本。

裾部分は程よく絞られたテーパードシルエットで、足元はスッキリとした印象に。

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僕自身も今年はワイドパンツしか履かなかったな~ってほどワイドパンツ中毒者ですが

これはなかなかの仕上がり。

テーパードに加え、丈感がやや短めなので、太いパンツだからといって裾を擦る心配もない。

そして、中途半端な太さではなく、かなり極太。

 

最後に、氏のファッションコラムで度々感銘をうけてしまうスタイリスト祐真 朋樹氏は

ワイドパンツについてこう綴っています。

去年の秋頃から、僕のワードローブには太めのストレートスラックスが増えてきた。そのほとんどが〈グッチ〉のもので、つまりはアレッサンドロ・ミケーレ ワールドがじわじわと僕のクローゼットを侵略し始めているわけだ。太いパンツの何が魅力かと言えば、スリムパンツとは正反対の「非実用的なシルエット」だと思う。歩けばゆらゆらとなびく大げさな裾は、何をするにも邪魔なこと必至。自転車に乗るにも、車を運転するにも、ましてや満員電車に乗るにも、とにかく邪魔なことこの上ないし、下手をしたら命取りだ。でもそんなハードルの高いアイテムを軽快にはきこなせたら、どんなにエレガントだろうとも思う。

僕は、新しい流行には、興味が湧けばどんどん飛びついてどんどん試着をする。着る前から「似合わない」と思って避けるより、とりあえずは着てから「あ〜、やっぱり似合わない」と納得したいからだ。長年失敗を繰り返してきたので、何が似合って何が似合わないかはなんとなくわかる。でも似合わなくてもトライしてみることが大事で、それによって新たな道が拓けることも多い。人生に無駄なトライアルなどない。

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