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RISK OFF

29th Aug 2017 by

早朝から日本を騒がせましたね。。

ミサイル発射。

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北朝鮮は29日早朝、同国西岸から弾道ミサイル1発を発射した。ミサイルは日本上空を通過し、北海道襟裳岬の東方約1180キロの太平洋上に落下した。国際社会が自制を求めてきたミサイル発射を強行し、さらに事前通告なしに日本を飛び越える打ち方をしたことで、北朝鮮を巡る緊張は一段と高まる恐れがある。日米は首脳が、米韓は外相が電話で会談し、北朝鮮への圧力を強めることで一致した。

 

ほかにも核実験の準備完了したとかいう記事もあったりで、いよいよ最高潮に緊張が高まってきている感じ。。

北朝鮮国内向けのメンツも保たないといけないからこういう暴発はこの先もありそうですが、実際に日本領土に打ち込むことはないと思います。

トランプさんとの舌戦が繰り広げられてから経済にも影響が。

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株安もですが、やはり有事の時の為替は必ず円高へ。そして金相場の上昇。
金融政策の違いや世界経済の仕組みからすると中長期的には円安だと思いますが、ここのところ雲行きが怪しい。。
なんで領空をミサイルが飛んで行った国の通貨が買われるか疑問に思う人も多いはず。
なんとなく有事(戦争など)=円高と理解しているものの、深いところが曖昧なので調べてみました。

まずは円が安全資産ということ。ドルやフラン、円は他の新興国通貨などに比べて低金利で安定性があるため、有事でリスクオフムードが漂うと一気に投資家はポジションを巻き戻します。また、もともとほかの国に比べてデフレ状態にあるので貨幣価値がこれ以上毀損しにくいことも円買いの一因にあるようです。日本は対外純資産が多いことも円買いに繋がるそうです。リスクオフへの火種があった場合、300兆円を超える対外純資産が円買いへ向かわせるため相対的に円高へ。

実際に戦争になった場合はおそらく暴落して円安になりそうですが、今のトランプさん・キムさんによって生み出されたこの状況が続いている限り、なかなか円安へは振れなそうですね。。何が正解かわからないほど東アジアの情勢が混沌としてきていますが、いい加減なにかいい策が欲しいところです。

BEN

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