VISITED – 堀川カクタスガーデン – by NDEMN
7th Jan 2018 by JUNPEI
年が明けて4日、朝5時出発で長野へ向かいました。
カクタスにハマったきっかけの大きな一つが年間降雨量0mmもありNASAがシミュレーション実験もする地球上で最も乾燥した場所、チリのアタカマ砂漠に自生するCopiapoaという属のもの。
年間最大数mmしか成長しないと言われ、雨が降らない土地、海岸線も近い環境から山の方まで早朝に霧が発生する為「霧を吸って生きる」とまで言われる謎の多いサボテン。
その姿形とストーリーにヤラレました。
「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」ワシントン条約(CITES)に抵触する為、輸入にはライセンスが必要。
その為輸入数が少なく、またその時々で様々な条件が違います。
年末お世話になっている方から早い段階で情報をもらい、今回しっかり長年やられているサボテン園さんの輸入という事、しかも数十年ぶりの当たりだったという事で正直気になって気になってw
都内には出遅れたので長野に。
未発根の輸入球のリスクは教えてもらっていたものの、見るだけでもと思い今年最初の遠征へ。
向かった先は長年日本のカクタスシーンを支えている堀川カクタスガーデンさん。
GoogleのCMで一気に知名度を広げた千葉のグランカクタスさんと双璧を成す広大なサボテン園さんです。
サボテンだけではなくマダガスカルなんかの植物、塊根植物や多肉植物含め様々な珍しい植物が取り揃えられています。
その一部をご紹介します。
実生コーナー。種から育てられています。
Leuchtenbergia principis variegated
晃山という和名のカクタスの斑入り個体。好きなものの一つです。
脱皮のような感じになっていますが、こんな風にもなるのかと。
輸入球のAztekium hintoniiの古木。堀川さんにはこういうのがけっこういて、貴重なものが見れる場所でもあります。
Ariocarpus属、牡丹と呼ばれ、進化途上にあるカクタスの最新形態です。
周りの鉢上からこぼれた種が発芽して育っています。
Sarcocaulon crassicaule…だったかな。スペースがあったらこっち系もやりたいんですけどね。
これが目当て、正直めちゃくちゃ興奮しましたねw
今回の輸入は数は少なくクオリティは高くとの噂通り、しかも堀川さんの所なのでその中でも粒揃いだと思いました。
現物は数段写真以上です。
個人的にコピアポアにはこだわりがあり、そこに合致しなければまったく手を出すつもりはなかったのですが、遠くから一瞬で目に飛び込んできたヤツがいてw
朝早く、この為だけにスタッドレスを装備して雪の中をかいくぐってきた甲斐がありました。
堀川さん年始早々ありがとうございました。
ちなみに堀川さんの愛車の一つはHUMMER。
珍しいものが詰まったデカいカクタスナーサリーをマネージメントしてハマーを転がす豪快な方。
HIP HOPマインド的にもグッとくる人ですw
ぜひ足を運んでみてください。
堀川カクタスガーデン
026-292-5959
– CACTUS TOUR Blog –
・カクタス キキ 長野 kiki.ocnk.net
・copiapoa 静岡 copiapoa.jp
・廣仙園 滋賀 kohsen-en.sakura.ne.jp
・CORON CACTUS 三重 facebook.com/coroncactus
・三河サボテン園 愛知 mikawasabo.web.fc2.com
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