AUTHOR : A-KILLA

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定番かつ最新

6th May 2022 by

どうも、A-KILLAです

本日も今のトレンドを一つ

トレンドというか、定番アイテムなんですが

皆さんもご存じのこちら

そう、『バケハ』

ジャンル関係なく長年にわたり愛されてきたこのアイテムですが

ことHIPHOPシーンにおいては90’sのイメージが強いかな

いわゆるベースボールキャップみたいな前つばタイプのものよりかは

一般的にも浸透してるし、年齢層も幅広い気がします

だがしかし、意外と合わせにくい一面もww

矛盾に聞こえるかもですが同じ経験した人は少なくないはず

そんなバケハですが、ここ最近また再燃しつつありますね

ま、流行り関係ないとも思うのですがとりあえずよく目にします

特に海外のスタイリングでは

 

時代は変われどマスターピースは変わらない

ストリートの美学の一つですね

バケハといえば最近はもっぱらLARRY JUNEですねぇ

 

 

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HOW TO WEAR THE FOOTBALL JERSEY…

29th Mar 2022 by

どうも、A-KILLAです

今をときめく00’s スタイル

着方はそれぞれあれど、基本とコアは変わらない

てなわけでCOZY SNAPをご紹介

MUSIC VIDEOも着用率高し

今でもNBAやMLBと同じく定番のストリートアイテムです

さて、貴方ならどう着る??

YESTERDAY’S PRICE IS NOT TODAY’S PRICE!!

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死して尚、伝説へ、、、

24th Mar 2022 by

どうも、A-KILLAです

先日、ニューヨーク発のネットラジオ局 “ iHeartRADIO ”が主催するミュージックアワードの

【 BEST HIP HOP SONG SONG OF THE YEAR 】で

POP SMOKEのスマッシュヒット 『 WAHT YOU KNOW BOUT LOVE 』が見事受賞を果たしました

2:00くらいで紹介されてます

今回の受賞はCARDI BやDRAKEらのヒット曲を抑えてのもの

HIP HOPに一大旋風を巻き起こした若き天才の更なる評価を確実なものにしたわけです

しかも、今NIGOが進めているプロジェクト “ I KNOW NIGO ”にも参加が決まっていて

既に配信済みのNIGO/LIL UZI VERTの新曲 “ Heavy ”ではPOP SMOKEやFIVIO FOREIGN達から火が付いた

人気ビートメイカーAXL beatsが起用されDRILLスタイルゴリゴリで作られていました

POP SMOKEが様々なカルチャーに深く影響を及ぼした大きな証拠の一つですね

LFYTとしても、彼の功績を称えるべくオフィシャルアイテムをリリースできたことを誇りに思います

NEW YORKの勢いは今年も更に加速しそうですねーー

待ちわびてたMVでました

ちびる程HIPHOP

YESTERDAY’S PRICE IS NOT TODAY’S PRICE

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音に乗せた哲学

23rd Mar 2022 by

どうも、A-KILLAです

物事の核

そうでなければいけないもの、そうでなくてもいいもの

何事も基本と応用

2022年に突入し、色んな物事に対する『本質』が問われていると思います

もちろん、人も文化もみんな進化して時代に合わせて多様性が更に求められるようになっている今

『頑固』ではなく、あくまで『順応』していくことが大事です

ただ、すべてのことには本来あるべき形、いわゆる『基本、本質』があってこその応用であることも事実です

ファッションも先人達が築いたものが巡り巡って新しい時代に合わせて進化、再構築されたり

プラスとマイナスを繰り返して、結局は基本が一番ミニマルでかっこよかったりその逆だったり。

音楽でもこの『本質』の重要性はここ数年問われ続けてきた課題の一つでもあります

最近楽しみに待っていたアーティストのリリースが連発してまして、その中でも特にリアルだと評価され続けている

二人の新譜が前述の『本質』の部分をリアルに掘り下げていました

BENNY THE BUTCHER

【 TANA TALK 4 】

このアルバム、というかBENNY自体が昔からいわゆる『リアルを歌うアーティスト』として評価されてきましたが

今回のアルバムはまた凄い

特にリードシングルにもなっているこちら

Johnny P’s Caddy

トップクラスのリリシスト二人が奏でるストリートいう哲学を

語りにも聞こえるこの曲で伝えてくれています

詳しく解説をと思っていたら凄く分かりやすく教えていた方見つけたのでww

もう一人のアーティストはというと

PUSHA-T

【 DIET COKE 】

毎回ヘビーなジャケでも話題のPUSHA先生なわけですが

今回もストレートど真ん中変化球ナシ

先出しは同じく世界的に話題をかっさらったKANYEこと“ Ye ”のリスニングライブでした

どちらかといえばBENNYですら憧れの存在、というか先駆者の一人だったPUSHA先生

ストリートハッスルから成功への道を確実に掴んできたリアルなパイセン

ちなみにこのVIDEO、こちらがサンプリングて話で

時代は回りますね

ちなみにこの曲の解説もこの人がスーパーわかりやすく話してましたww

お是非です

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BALANCE

31st Jan 2022 by

どうも、A-KILLAです

ここ最近よく思うのは何事もバランスが大事ということ

服も食事も遊びもメディアも

ということで最近個人的にツボなファッションセンスのアーティスト達をご紹介します

STALLEY

オハイオ出身の39歳 身長183cm

RICK ROSS率いるMMGにも所属する実力派

彼は高身長を生かした枠に囚われないセンスにもう脱帽

STALLEYは大学時代からNYに移り住んだこともあってニューヨーカーテイストもあるオリジナルスタイル

にしてもサイズ感がまぁ絶妙!!

上下の服のサイズをちゃんと変えてどちらかがバギーなら片方はジャスト目、色もバチバチすぎない程度にマッチさせる

STALLEYは曲もかっこいいです

LARRY JUNE

サンフランシスコ出身 30歳 身長180cm

ベイエリアのラッパーらしくハイフィーサウンドやG FUNKを取り入れつつも、ソウルフルで気持ちいいグルーヴのトラックで

どこかBOOM BAPも混ぜた緩さと街らしさが重なった見た目にたがわぬスタイルの持ち主

基本は少し目オーバーサイズな着方を好むけど体系を分かっている、だらしなくならない程良いルーズさと嫌みの無い色使い

LFYTファンには真似しやすいスタイルかなと思います

LARRY JUNEはクラブでもちょいちょいかかっていたりしますがどちらかといえばドライブ中や酒飲みながら

ゆったり聴きたい感じです

LARRY見てるとGIANTSのFITTEDとクリアサングラス欲しくなりますww

ROME STREETZ

ロンドン生まれニューヨーク育ちの35歳 身長172cm

以前にも紹介したWESTSIDE GUNN率いるGRISELDA RECORDSに2021加入

BOOM BAPを生まれ変わらせた立役者の一人とも言われるTHEニューヨークラッパー

ROMEはモロにニューヨーカーって感じのスタイルですが、ロンドンでの生活経験もあってか

どこかダークさと上品さが垣間見えるコーディネートが好きです

ルーズさも派手さも品格は必要、彼はまさにそんな一人です

そして何よりもROMEのラップはべらぼうにかっこいい!!

現代版BIG L的なパンチのあるフロウが癖になります

ROC MARCIANO

ニューヨーク/ロングアイランド出身 44歳

WU-TANGやPETE ROCKらと共演も果たし今ではOGの一人としてマイペースかつ

常に痺れる作品を絶やさないオンリーワンラッパー

キャリア長いだけじゃなくてちゃんと時代に合わせて進化しつつ、かつマイペースな部分も渋い

ただ、ストリートからの支持は半端ないです

自分でプロデュースもするし歌うしで才能の塊

スーパーお洒落ってわけじゃないんですがこの渋さと気張らない感じのファッション、好きです

曲も曲でお洒落なんですわ

一押しはコレ!!

You know the vibes…

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復刻と改良

18th Jan 2022 by

どうも、A-KILLAです

皆様、明けましておめでとうございます

本年もよろしくお願いいたします

『復刻』

過去にリリースされた作品が時を経て現代に甦るワクワクしかないこの文化

ストリートカルチャーに限らず色んなシーンで多用される愛すべき現象です

最近だとスニーカーではこの辺が賑わいましたね

2001年に発売されてから20年越しの復刻となったこちら

JORDANが実際に着用していたモデルは何年経ってもその人気は色褪せないですね

もう色褪せなさすぎて、以前のコンコルドの時と同じく海外では喧嘩勃発

みんな欲しいのは同じ

是非冷静に平和にスニーカーブームを楽しんでほしいですね

そして2021年末の予定から延期されてつい最近発売されたのがコチラ

これなんて最初の発売から35年経ってます

しかも、今回のこの復刻

BREDカラーでは初となるパテント仕様にアップデート

新旧の技術を組み合わせた一足に生まれ変わりました

まぁ、確かに今までBREDも何度か復刻されてきてますからそろそろ変化がないと、というところでもあるんでしょう

※この二足しっかりと購入いたしました

そして時を同じくして音楽でもBREDに近いパターンのリバイバルが巷で話題沸騰中

アタクシの人生を変えてくれた人でもあり、奇跡が重なり今でも連絡をくれるOG

そして、以前にも紹介しましたが我らがPRIVILEGE NYCでもコラボしてくれたREAL GANGSTA

JIM JONES – DIPSET のブランニューアルバムが公開になりまして

リードシングルのコレもインパクト抜群だったすね

これ以外にも豪華な共演多数のこのアルバム

この中にひときわ目立つタイトルが、、、

『CRUNK MUZIK』

あれ???

このタイトルはDIPSETが2004年にリリースして一世を風靡した同タイトル

これがこうなりました

POP SMOKE達が世界に広めたNEW YORK DRILLを取り入れ現代に甦ったセルフカバー

しかも、共演は同じくPRIVILEGEがサポートしているFIVIO FOREIGN

やばばのば

アルバムの内容はこちらから

とりあえず全部やばいす

ネタ使いが渋い!!

BREDと同じく赤と黒がストリートコードのJIMMY

前述のPATENTのようにただの復刻ではなくどこか手を加えて時代に合った工夫がされている

ストリートカルチャー、これだからやめらんないですね

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DIPLOMTS×LAST KINGS “U.N.I.T.Y collection”

22nd Dec 2021 by

どうも、A-KILLAです

本日は海外から再びBIGニュース

LFYT×STASHコラボも記憶に新しいですが、今週12/23(木)

ストリート臭プンプンのコレクションが日本に上陸します

【DIPLOMATS×LAST KINGS  “U collection” 】

DIPLOMATSTYGA

共に2000年代から名を馳せるようになり、HIPHOP革命期と言われた2000年代の中でも特に大きな爪痕とムーブメントを刻み続けてきた

両者が初期よりプロデュースしているオリジナルアパレルラインが初のコラボを発表

しかも全世界20以上の限られた店舗のみでの取り扱いとなります

商品詳細はコチラから

DIPLOMATSに関しては以前も何度かブログで書いていましたので是非コチラからご覧ください

両者とも今だに最前線に立つアーティストですが、日本ではもしかしたらTYGAの方が認知度で言えば高いかもですね

TYGAはLA/COMPTON出身の32歳

2004年くらいから活動してますが頭角を現すようになったのは2006年以降だったと思います

最初、先輩のDJが「TYGAってやつ超やばいよ!!」て聞かせてくれてクラブで爆音でかけ続けてたらいつの間にか

流行ってたのを思い出しました

当時はすぐに消える一発屋の類かと思ってましたが今も前線にいるのはすごいですね。

この曲の前くらいにLIL WAYNEに拾ってもらって夢街道を歩くことになります

最近では再生回数がエグい、、、、

これとか驚異の『12億回』

まさにスターでございます

そんなTYGAも若かりし頃に憧れたラッパーはDIPSET

最近ではハロウィーンで仮装もしてましたね

元ネタ↓↓↓

この時の派手さが今になってUPDATEされているあたり、時代が回ってることも実感しております

そんな二大スターが手掛けるコラボコレクション、明日から全国のLafayette / PRIVILEGEにて発売開始となります

当時からこの二つはオリジナルラインがめちゃくちゃ人気でなかなか買えなかったものもあるくらいでした。

今回のコレクションは質も形もより現代版に更新されたハイスペックなコレクションになります

是非、ご検討ください!!

 

 

 

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WHO IS POP SMOKE #2

23rd Nov 2021 by

どうも、A-KILLAです

以前投稿したコチラ、もうご覧いただけたでしょうか??

POP SMOKEについてザックリではありますが書いてみました

紆余曲折を繰り返しながら自分の師匠とも言える憧れの50centに会うことになったPOP

今の30代がBIGGIEや2PAC、JAY-Zに影響を受けているならば20代にとって50centらの影響は凄まじかった

特にPOPは自身の独特な低音で良く通る歌い方やフロウが50centの真似から始まったものと以前語っていましたね

アメリカの若者にとってHIPHOPは必死になれる身近で危険なカルチャー

リアルを求められるがゆえに現実に命を危険に晒してしまう可能性もあります

POP SMOKEもそのうちの一人でした

それでも自分のスタイルを見出し見事メインストリームにのし上がった努力は凄まじいものでした

前回のブログで紹介した『WELCOME TO THE PARTY』の後にリリースしたこの曲がPOPの代名詞ともいえる

永遠の名作になります

今までになかったNEW YORKそしてBROOKLYNの新境地をこじ開けることになります

またPOPの生い立ちに欠かせなかったギャングコミュニティーから生まれたダンスも同時に大流行

CRIPS(青ギャング)の中では今までC-WALKが有名でしたが、NEW YORKから生まれたWOO WALK

これが新たな発信源になりギャングの枠を超えて世界に届いていきました

ただそのギャング文化も

ストリートカルチャーには良くも悪くも付き物の背景であり問題でもありました

ガチガチの不良であっても公に人前に出てFAST MONEY(ドラッグディールなどに使われる規模の大きい横流しの儲け)

ではなくしっかりと企業と提携した綺麗なお金儲けができるようになって更生できることを証明したことは

HIPHOPの偉大なる功績です

これまでも、JAY-Z,RUN DMC,2PAC,BIGGIE,FAT JOE,50cent,DR.DRE,ICE CUBE,NAS,など

多くのレジェンド達が

それを自身の経験と成功で示してきました

そんな偉人達の背中を追いかけるようにこれまでも今も

たくさんのストリートキッズ達が自分の環境を変えようともがき挑戦しつづけています

それでも『成功』をつかみ取れるのは僅か一握り

そして成功した後も過去を断ち切りきれず命を落とすアーティストもいました

POP SMOKEはまさにその中の一人

前述の50centとの奇跡の出会い後、50から様々指南を受けアーティストという新たな看板を背負って表舞台で戦っていくことを決め

50centのバックアップもあって念願のデビューアルバム発表へ邁進していた最中

2020年2月19日、強盗に襲われ命を落とすことになります

注目曲を多数収録しドリルだけではない音楽性の幅の広さを凝縮した

mixtape『Meet the woo2』を発表したわずか2週間後のことでした

ストリートカルチャーの中で交錯する陰と陽の中で切磋琢磨しながらも尾を断ち切れなかった若き天才の短い生涯

しかし、彼の残した功績とこれからの計画は師匠50centを始め多くのアーティスト達に引き継がれ

同年7月にデビューアルバム『Shoot for the Stars, Aim for the Moon』がリリース

全米のHIPHOP/R&Bチャートで19週連続一位を獲得しました

そして今年2021年7月、死後二枚目となるアルバム『FAITH』がリリースされ

こちらも全米一位を獲得

製作総指揮は50centが担当し、KANYE WESTやCHRIS BROWN、RICK ROSSなど前作を上回る超豪華なメンツが集結

POPが遺した名曲を再構築して見事に生み出された形になりました

POP SMOKEがどんなアーティストなのか

少しでもご理解いただけたら嬉しいです

そのPOP SMOKEに哀悼と敬意を表し、この度こちらを発表いたします!!

LFYTそして中国/成都を拠点に展開し国内外から注目を集めるブランドS45と共に

NEW YORK/BROOKLYN出身にして今HIP HOPシーンで絶大な人気を誇るRAPジャンル“BROOKLYN DRILL” を世界に知らしめた

若き伝説POP SMOKEをフィーチャーしたオフィシャル・コレクション

11/27(土)

全国のLafayette/PRIVILEGE直営店

そして一部のディーラーにて一斉販売となります

リアルなニューヨークを詰め込んだストリートギアに是非ご注目ください!

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【 EFFECT POP UP SHOP 】in Lafayette YOKOHAMA

17th Nov 2021 by

どうも、A-KILLAです

今日は新しいPOP UP SHOPのご紹介

EFFECT

黄金期と言われる90年代を中心にヒップホップカルチャーからの影響を具現化。

そこから誰かに影響を与える事が出来ればという思いをコンセプトとしたブランド

ウエストコーストのOG達を題材にしたストリートVIBES溢れるデザインを始め

SNOOP DOGGの1STアルバムジャケットを手掛けたJOE COOL氏によるオリジナルアートや

伝説的グループN.W.Aのトリビュートアルバム

『Straisght outta Comton 10th anniversary』のジャケットを67年式インパラに描いた

世界的タトゥー/グラフィティアーティストMister Cartoonの作品を落とし込んだアイテムなど

極上のラインナップをご用意

他に類を見ないリアルなカルチャーをつぎ込んだアイテムが二日間限定で

Lafayette YOKOHAMAにて販売します

SNOOPのアルバムカバーを手掛けた人のオフィシャルとか半端ないですよねww

しかもオリジナルアートワーク

そしてお値段も非常にお手頃です

TEE – ¥6,600-

CREWNECK – ¥8,800-

HOODIE – ¥12650-

土曜日は自分も店頭におりますので是非でございます

ちなみに今週末はLFYT新作も盛り沢山

バッチリ冬支度していきましょう

そして時を経て今も変わらず大先生

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WHO IS POP SMOKE #1

15th Nov 2021 by

どうも、A-KILLAです

やってきました、勝手に紹介シリーズ第二弾

今回登場するのは『 POP SMOKE

アメリカのHIP HOPシーンはおろか世界中を震撼させたラッパーです

しかも、生きていたらまだ21歳

え、生きていたら??

そう、彼はもうこの世にはいないんです

なのに世界にその名を知らしめた

それは何でなのか、僕目線でお伝えできたらと思います

POP SMOKEはNEW YORK / BROOKLYNの南に位置するCANARSIEに生まれました

いわゆる彼の生い立ちはここに書いてあるのでこのブログでは割愛しますが

アメリカの売れたアーティストにありがちな家庭に難あり、犯罪に手を染めながら自分の好きなRAPスタイルに出会う

POP SMOKEもその一人ではあったんですが何よりもシーンに【リアル】を取り戻した第一人者だったんです

ではHIP HOPの歴史を少し振り返りましょう

1970年 NEW YORK / BRONX –  HIP HOP誕生

1980年代 HIP HOP成長期

1990年代 HIP HOP黄金期

2000年代 HIP HOP革命期

2010年代 HIP HOP浸透期

これはあくまで事実に基づく個人的見解ではございますが、ざっくりこんな感じでございます

元々は一部の人種から始まった反抗の証明が今や世界中で認められる音楽、文化、生き方として認められています

つまり、『リアル』を伝えるツールとして誕生した超現場型の音楽

それがいつしか良くも悪くも一般に浸透していったことにより受けを狙う、売れる音楽として変化していきます

もちろん、それが悪いことではなくそれだけ広く親しまれるようになった証拠でもあります

でも、自分や周りを取り巻く様々な環境を包み隠さず音に乗せて表現するHIPHOP/RAPという文化がスタイルだけ肥大していくのは

果たしていかがなものか

不良や反社会的言動や思考がHIPHOPではないですが、まさに『リアルってなに??』

この現象はアメリカはもちろん世界的に見られる現象でした

そこへ彗星のように現れたのがPOP SMOKEでした

前述で述べたような大衆向けのストリートシーンを払拭するかのごとく

ニューヨークのギャングスタラップを最新のスタイルで街に投下

瞬く間に広がりPOP SMOKEの名は知られていきました

POP SMOKEが流行らせた(正確にはPOP SMOKEだけが先駆者ではない)ジャンルはBROOKLYN DRILLと呼ばれ、

元々はシカゴ南部のゲットー地区から生まれたゴリゴリのストリートスタイル

いかにもなダークで重たい、かつ攻撃的なトラックに乗せたこれまた過激で包み隠しのないリアルな環境を歌う内容がメインです

これがUKに渡りグライムとして進化、UK独特のストリートカルチャーにヒットしてMIXされ

独自の地位を確立していきます

そしてUKで生み出された変則的でパンチのあるトラックに目をつけたのがBROOKLYNのヤンチャな若者達

その一人だったPOP SMOKEがビートを買い解き放ったのがこちら

当時ニューヨークに出張に行っていたので街中がDRILLだらけだったのをよく覚えています

待ちを走る車のステレオからもクラブからもセレクトショップの店内でもひっきりなしにかかりまくっていました

POP SMOKEが現れてから自分もそうですが多くの人が連想したであろう存在が

50cent

父親不在で生まれ母親も幼少期に他界、RAPを志すも裏切りや抗争に何度も巻き込まれ終いには自宅前で9発も銃弾を喰らい

それでも音楽に真剣に向き合い成功を勝ち取った筋金入りのギャングスタラッパー

まさにニューヨークの光と闇を全て経験してきた男の衝撃的な登場の瞬間を彷彿とさせる煌めきをPOP SMOKEに感じましたね

そしてその50centを夢に見たPOP SMOKEは本人と対峙することになります

50本人からこれまでの生き方、これからの生き方など多くの指南を受けて考え方を大きく変えようとしていたPOP SMOKE

ただそこにはまだ解決しなければならない課題が山積みでした

次回へ続く

GUESS WHAT WE DO….

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