EDM IS DEAD? by NDEMN
5th Apr 2016 by JUNPEI
EDMの聖地ともいわれていたベガスで、EDMシーンに変化が起きているようです。
ホテルと多額のギャランティーの年間契約を結んでいたDJの契約金が半分になったケースや、日本でも開催されたElectric ZooやTomorrowLand他世界各国で巨大EDMフェスを開催し、音楽配信サービス会社beatportを傘下に置くプロモーション会社 SFX Entertainment, INC. が破産。
ちなみにわかりやすく2014年の有名アクトの出演料は こんな感じ 。
この話が海外サイトで取り上げられ話題になっているようで。
ベガスのEDMシーンの象徴的なクラブ XS のディレクターはこう語っているようです。
「私たちはモンスターを生み出してしまった。EDMのファンはただDJを見たいだけで、本来ならクラブ遊びには必須とも言えるドレスアップはしないし、自分のスタイルも持っていない「ナイトクラブ」というものに造詣が深くない人々だ。彼らはただ“コンサート”が見たいだけ。そもそもナイトクラブは本来素敵な人たちが集まる場所なのに、彼らは正直遊び方も知らないダサい人々。私たちは「大人の遊び方がわかる」人のためのナイトクラブを作っていきたい」
via
http://www.clubberia.com/ja/news/5706-EDM-is-dead-EDM/
隆盛を極めたムーヴメントが終わりを迎えるのはいつの時代もある事ですが、EDMは特にビジネスとの相性が良かったので、その影響がどう出るか気になります。
XSのディレクターの言葉にも、賛同する部分もあれば、時代性との矛盾も感じます。
2013年にベガスに行った時には、オフシーズンだったからかもしれませんがすでにいわゆる「栄華を誇るベガス」というより、古いパッケージされた観光地のような空気を感じました。そもそもそんなに新しいものが生まれる場所ではないと思いますし。
まあだからこそ最終的に行き着く場所なのかもしれませんが。
日本ではどうなっていくんでしょうか。
個人的には「TOKYO」や「フェス」って感じで、ポップだし日本人との相性はイイ気がします。
今年も楽しみにしてる人は多いんじゃないでしょうか。
EDMはクラブシーンとしては間口の広いところなので、意味は大きいと思います。
DIPLOやA-TRAK、Martin GarrixやZEDDなんかの曲やDJプレイは好きです。
こっち系の曲はランの時にも調子イイんですよね。テンションにもろ訴えてくるし、特化してるだけあってフィジカルとの相性はバッチリ、頭からっぽにキク感じがイイです。
そういえばこんなイベントが日本でも開催。
アメリカで最大規模を誇るナイトファンランのイベント NIGHT NATION RUN が5/21東京で開催。
詳しくはリンクから。
最後にこんなのを。
NDEMN