SUPPORT YOUR LOCAL
24th May 2020 by A-TOY
“SUPPORT YOUR LOCAL”
地元で活動していく上で自分がいつも大事にしている「人との繋がり」。
2003年にLafayetteを始めた頃から、常にこのコトバを頭の片隅に置いて何事も行動している。
地域には地域のローカルショップがある。
サポートしてくれる仲間、アーティスト、お客様。
皆様がいて成り立つショップやブランド。
ローカルショップの存在の意味。
藤沢から始まり、日本全国へ展開、そして今では全世界へ向けて展開していったLafayette。
ここまでブランドが成長できたのには各土地のローカルショップ(取引先)が
Lafayetteというブランドを育ててくれている「ローカルのサポート」なしではありえなかった。
FUJISAWA店のマネージャーを務めるJUNPEIの先日のブログにもあるように、
Lafayetteで言う「FUJISAWA」はまさに始まりであり、その全てが集約されている場所。
「FUJISAWA CITY LOVE プロジェクト」に関しても、そんなローカルへの愛情やサポートを形で表現している。
5月11日から湘南T-SITE 蔦屋書店にて開催している「FUJISAWA CITY LOVE プロジェクト POP UP SHOP」。
今回、この企画をやる上で”SUPPORT YOUR LOCAL”というコトバをテーマにして考えた。
今回のPOP UPで企画に賛同・協力して頂いたローカルのスペシャリスト達。
ショップ看板やウィンドウへのサインペイント、ロゴやイラストのデザインまで、
さまざまなデザインや製作を行う「PALOMA SIGNS」。
ベースの素材やフォント選びから、デザインまで一貫する高いクオリティ。
オールフリーハンドから生み出される作風は唯一無二。
デジタルプリントには出せないぬくもりや味わいある仕上がり。
地元鵠沼に拠点を構える、若手のLOCALサインペインター「PALOMA SIGNS」。
初めて彼のサインペイントを見た時にどこか「OLD NEWYORK」な雰囲気を感じた。
個性を感じるオールドアメリカンスタイルのレタリング。
昔は広告看板、家の表札、道路標識まで全て手書きだった。
コンピューターデザイン、インクジェットプリンターなどの発達により、
近年は影を薄めて活動をせざるを得なくなったサインペインターという職業。
SUPPORT YOUR LOCAL SIGN PAINTER。
この街にもローカルペインターによる手書きの看板が増えて欲しい。
古くから縁起物として日本人に広く親しまれている達磨。
chatty chattyなどでお馴染みのスケーターの清水 葵 @aoi86shimizu が手がけるデニムクラフトアート。
スケーターならではの独創的な感性。
使用したデニムはLEVI’S 501©︎のセルビッジ仕様。
ピンクがかる赤耳の感じも◎。
ペイントも全て手きりのオールハンドメイド。
デニムの色や濃淡の表情の感じとかも指示通りというかそれ以上に上がってきて職人のこだわりを感じた。
旧友でもありMARKESTAの仲間でもあるSOHEI TAKAHASHI。
20代の頃に海外を渡り歩き、オーストラリアやニュージーランドに長期でロングステイ。
自分と同郷の七里ヶ浜出身で地元湘南を知り尽くし地元を愛する彼だけにしか撮れない写真。
今回のPOP UP企画では湘南の写真にフォーカスしてFCLプロジェクトに彩りを加えてくれた。
空と海のある風景、自然と共存する喜びをカメラを通して伝えてくれている。
自然豊かな湘南の海を中心に独自の視点で作品に落とし込んでいる。
ウッドフレームはLafayetteやPRIVILEGEの内装も手掛けてくれている1484JAPAN。
個人的に前からこの2人の相性は良いと思っていたので今回コラボ作品が実現して良かった。
藤沢は弥勒寺にお店を構えるhanaまる屋。
自分の中学校からの同級生が運営する、花屋と塾の二足のわらじスタイル。
花屋の顔を持ちながら、個別指導塾を構える異種格闘技のような組み合わせだが抜群のセンス。
今回のPOP UP企画、植物を入れたかったのでhanaまる屋に相談し、ドライフラワーアレンジメントを依頼。
個性溢れるドライフラワーで彩りを加えてくれた。
ショップやアーティストは現場主義。
現場で知らない人同士が出会い、仲間になっていくのをこの目で何度も見ている。
人やショップを通じて仲間になって、仕事に発展することだってある。
何事においてもローカルサポートをしてあげると地元のシーンは活性化していくはず。
「最近地元の街が元気ないよね」って言うだけなら誰でもできる。
これからの時代、精神的な部分での町おこしが大切かと思います。
A-TOY