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Profile of Buddy #004
13th Sep 2020 by A-TOY
第4回目に紹介するBuddyは、この方。
藤沢が誇るストリートダンサー。
「TAKESABURO」
Profile of Buddy #04
Mr.TAKESABURO
職業:ダンサー
相模原出身/藤沢在住
XXX-LARGE,SODEEPに所属。
HIPHOPとHOUSEの両ジャンルを融合したオリジナルダンススタイルは、
シーンにおいて誰もが認める存在であり、長いキャリアと豊富な経験を持つ。
日本最大級のダンスバトル『DANCE@LIVE FINAL2015』にて優勝を飾り、日本No.1のタイトルを獲得。
また「JAPAN DANCE DELIGHT」「WDC」をはじめ、
数々のダンスコンテストやバトルイベントにて実績を残しその名を轟かすことになる。
他にも海外イベントのGuest出演や、YELLOWBLACK FILMとして映像作品の制作、CLUB CITTA’にて【SOWL VILLAGE】イベントオーガナイズなど一人のアーティストとして様々な活動をこなす。
フリースタイルダンジョン初代モンスター”般若”のPVなどにも出演。
メジャーシーンでは、ヨーロッパのSinger “Elisha LaVarne”,日本ではTRF,W-inds,V6,Jazztronikなどのアーティスト振付・バックアップダンサー、Pioneer “STEEZ” CMなどの仕事の経験もアリ。
2012年には自身のスタジオ”YELLOWBLACK DANCE STUDIO”を湘南エリア藤沢に立ち上げ、
日本のストリートダンスカルチャーを広めるため活動を続けている。
同世代でもあるTAKESABURO。
藤沢と相模原。
近くも遠くもない微妙な距離ではあったが、当時から彼の名はダンサーでない自分達でも耳にすることがあった。
20代の頃から「STREET DANCER」として日本を飛び越えて世界にその名を轟かせていたのは間違いない。
”YELLOW BLACK DANCE STUDIO”という日本トップクラスの講師を揃える藤沢のダンススタジオ。
彼が藤沢にこのYBダンススタジオをスタートさせてから急接近。
彼と地元の先輩KENTA君が主宰の川崎CLUB CITTA’で毎年開催しているイベント「SOWL VILLAGE」。
このイベントのLOUNGEのプロデュースをLafayetteとして任されるようになってから
他のダンサー達ともリンクするようになる。
正確に言うと、SOWL VILLAGEの前身でもある「STRAD」の後期くらいから、
自分がLOUNGEのプロデュースを任されることになったので2014年頃か。
昨今のダンスブームの中、全くブレないスタイルでストリートに根付いている数少ないダンサー。
90年代から「生の現場」を経験してきた、ストリートダンスの生き証人。
世代が近いのもあり今まで聴いてきた曲やストリートへのアプローチの仕方にお互い共感。
TAKESABUROと話をしていると町田で開催されていたLOOP JUNKTION主催の「地中音波」に入り浸っていたらしい。
自分もかなりのLOOP JUNKTIONフリークでもちろん「地中音波」は頻繁に顔出していたので意気投合。
世界No.1のタイトルを獲得した、彼の言葉には説得力がある。
お互いの視点でHIPHOP、CULTURE、DANCE、FASHIONについて語れる、数少ない仲間。
現在に至るまで彼をフックアップした動画を何本か撮ってきたので、ここでご紹介。
ダンスの振りを教えるのが上手い人は沢山いる。
その反面、カルチャーを教えられる人は少なくなってきている。
ダンスはもちろんカルチャーやファッションに興味がある人は是非彼と話してみて欲しい。
何がリアルで何がリアルじゃないのか一発で分かるはずだ。
彼のこれからの動向に注目して欲しい。
A-TOY
Profile of Buddy #003
20th Mar 2020 by A-TOY
第3回目に紹介するBuddyは、この方。
湘南生まれのフォトグラファー。
「SOHEI TAKAHASHI」。
Profile of Buddy #03
Mr.SOHEI TAKAHASHI
職業:カメラマン
鎌倉出身
10代の頃にカメラマンの祖父の影響でカメラを触り始める。
祖父から譲り受けた60年代のフィルムカメラ”Nikomart”のシャッターを手探りで切り続け、
そのスタートは、常に身近にあった自然豊かな鎌倉の海、山、森にフォーカスをあてていった。
二十歳の時に、そのアナログカメラと大量のフィルムを持ち、太平洋に浮かぶ南の島”ロタ島”に長期滞在し、
空と海のある風景、自然と共存する喜びを写し出すことを学んでいった。
そこから人の心に灯される温かいあかりのような写真をテーマに撮り続け、 現在は地元湘南を始めとし、
オーストラリアやニュージーランドなど 国内外問わず活動し、カフェやギャラリーに作品を展示している。
また、アーティストのポートレートからサーフィンの撮影などマルチに活動するフリーランスフォトグラファー。
web : www.soheitakahashi.com
Instagram : @miles_beach
記憶が確かではないが、彼と初めて出会ったのはLafayette Fujisawaのお店をオープンする少し前。
2000年代初め頃だったかな。
当時、Lafayetteの近くに位置するマタリビルの地下に伝説のCLUBがあった。
その名も「QUEENS」。
藤沢、鎌倉、辻堂、茅ヶ崎辺りのストリートで過ごしていた若者は誰もが知っているCLUB。
バンドマン、ラッパー、シンガー、DJ、レゲエセレクターなど地元のミュージシャンの登竜門的な場所だった。
今やメジャーで活動している鎌倉・藤沢を拠点に活動していた「湘南乃風」もQUEENSの常連。
LafayetteでサポートしているMoomin/山嵐/サイプレス上野などもよく出没していた。
QUEENSがあった頃の藤沢は「古着の街」のイメージが強く、イケてる古着屋が沢山あった。
自分が常連だった古着屋のスタッフたちもQUUENSに入り浸ってた。
藤沢南口の超重要スポット”QUEENS”に集まる人達は皆”イケてる輩達”だった。
当時、自分もBANDを組んでいたので仲間のSHOWを見に行ったりとQUEENSには頻繁に足を運んでいた。
そこでスタッフとして働いていた笑顔が素敵な好青年がSOHEIだ。
彼も別でBANDを組んでいたり、出身が自分と同じ「七里ヶ浜」ということで直ぐに意気投合。
いつからか彼はカメラの魅力に引かれ、カメラマンの道を目指す事に。
初期のLafayette周年パーティーのオフィシャルカメラマンを彼に頼んでいたのも今では懐かしい。
20代の頃に彼は海外を渡り歩き、オーストラリアやニュージーランドに長期でロングステイ。
photo by SOHEI TAKAHASHI
マーケットが盛んな国で彼が感じたインスピレーション。
ローカルマーケットに出会い、魅力を感じたという。
帰国後、彼はスタッフとしても働く地元の名店「FREE CULTURE」にマーケットの企画を持ち掛けた。
そう、MARKESTAのルーツはコレがキッカケだった。
記念すべきMARKESTAの第一回目、自分は出店者としてSOHEIから誘われた。
当初は「FREE CULTURE」で規模も小さく開かれていたが、初めからクオリティが高く出店者の意識も高かった。
あっという間にMARKESTAの話は口コミで広がり、
2017年3月、茅ケ崎市内のビンテージ家具店「MAR-VISTA GARDEN」で開催することに。
この頃を機に自分もMARKESTAの企画/運営側に入ることになる。
大盛況で終えた「MAR-VISTA GARDEN」のMARKESTAの数日後、
あの「QUEENS」を経営していたマタリビルのオーナー大介くんが
「企画が素晴らしい。街を盛り上げてほしい」
と自分達に「らんぶる街」での開催を持ち掛けてくれた。
2018年4月からは会場を藤沢駅南口のらんぶる商店街へと移した。
2020年3月15日。
らんぶる街で5回目の開催になる予定だった「MARKESTA on らんぶる街」。
こんな状況だからこそ何か出来ないか考えた。
来た人全員が笑顔で楽しめる空間。
本来のMARKESTAの意義とは何だろう。
中止になった現在も答えは分からない。
残念ながら今回は中止になってしまったが、近いうちにリベンジしてみせたい。
今はインプットする時期かと思い、次の企画を考えている。
A-TOY
Profile of Buddy #002
22nd Jan 2020 by A-TOY
第2回目に紹介するBuddyは、この方。
90年代生まれの湘南生まれの女性イラストレーター。
NARIこと「little funny face」。
Profile of Buddy #02
Ms.Nari Yamashina
職業:イラストレーター
藤沢出身
「国籍関係なく、さまざまな人たちが平等な世の中であってほしい」
2014年末より活動をスタート。
彼女の絵には不思議な魅力がある。
健康的なエロスや、誰しもが持つだらしない内面を表現した作品が特徴な彼女の絵。
コピックマーカーで描かれたその絵にはいつも絵の中の登場人物のストーリーを感じる。
ニューヨークやポートランドといった、アメリカの都市からインスピレーションを受けた彼女のイラスト。
国籍の隔たりを取り払ったような、自由な空気感が持ち味。
独特の世界観で描かれていながら、温かい雰囲気でどこか懐かしく味のあるタッチが特徴の彼女の作品。
「女の子たちのけだるい日常」と「Big booty(大きなおしり)」をモチーフに男女問わず絶大な支持を受けている。
自分がNARIと初めてしっかり話したのは確か何回目かの「goody goody」の時。
当時「goody goody」のグッズを作成していて、次は女の子のアーティストが良いなと考えていた。
彼女の持っている独特な感性は唯一無二だったのでイベントの雰囲気にもハマると確信していた。
NARIに依頼したところ、二つ返事でOK。
その時に描いてもらった絵↓
他界している人、現役バリバリの人。
一同に会すことがないレジェンド達を描いてもらったこの絵も今では懐かしい。
おっとりとしたその話し方からは考えられない、しっかりとした考えを持つ彼女。
自分の軸をしっかり持ち、自身をきちんと見つめられる人。
「彼女がこんな才能を持っていたのは意外だった。」
と、NARIを昔から知っている人は口を揃えて言う。
日本だとアートやイラストは海外に比べて価値が低く、評価しづらいところ。
枠に囚われずに表現するNARIのスタイルは今すぐにでも海外で通用すると思う。
徐々に告知解禁しますが、2月の頭にHOTEL Lafayetteで彼女と面白い企画をやります。
アーティストとして更に磨きがかかった彼女と会えるでしょう。
乞うご期待。
A-toy
Profile of Buddy #001
7th Jan 2020 by A-TOY
あけましておめでとうございます。
2020年も宜しくお願いします。
今年も第二の故郷、浅草寺で詣でました。
本厄の年におみくじは凶という、最悪のスタートです。
Lafayetteがオープンして暫くしてからBLOGを始めて、その当時はBLOGが主流の時代。
毎日とは言えませんが定期的にブログを書いてましたが、
SNSの普及と共に「文字として何かに記録に残す」という作業をしなくなっていました。
文章書くのは得意じゃないし、どちらかというと写真撮る方が好きだし、
インスタの方が自分には合ってるなと思ってましたが今年はちょっと定期的にBLOG更新してみます。
思えば2003年にLafayetteをオープンしてから、色々な人と出会ってきました。
自分の周りには魅力的な人が多いので、その人たちの紹介をしていこうかと。
「Profile of Buddy」=「ダチの紹介」
直訳するとこんな感じです。
仕事関係に絞らずに色々な人達を紹介できればと思っております。
敢えてココでは先輩も後輩も同年代も「Buddy(ダチ)」と呼ばせて頂きます。
第一回目に紹介するBuddyは、この方。
藤沢翔陵高校のGTOこと「矢ノ倉先生」。
Profile of Buddy #01
Mr.YOSUKE YANOKURA
職業:高校教師
藤沢在住
「学校に革命を」
普段から先生とは思えない動き(良い意味で)をしている人。
「ON と OFF」のバランスが絶妙な人。
一度見たら忘れられない顔の濃さ。
出身は沖縄と思いきや、生粋の茅ヶ崎生まれ藤沢育ちです。
ここ数年、僕が仕事後の乾杯をした回数が一番多いのもこの方だと思いますw
大人の遊び方を教えてくれる人。
矢ノ倉先生の周りには自然と魅力的な人が集まります。
卒業生も在校生も口を揃えて言う「ボス」という呼称。
生徒の目線に立てる「ボス」なので、「先生」よりもしっくりくるみたい。
生涯で「ボス」ってなかなか言われないですよね。
「こんな先生いたら学校生活が100倍は面白かっただろうな」を体現している人。
いいモノは良い。
ダメなモノはダメ。
とハッキリ言える人。
生き方の多様性と色々な可能性を教えてくれる人。
教育とは何ぞやを自らの行動で教えている感じ。
地元の先輩でもある矢ノ倉先生。
そんな彼と急接近したキッカケは4年前。
もともとLafayette藤沢店のお客様の一人だった先生。
白の無地Teeが似合う先生と僕の会話は古着や音楽や地元の事。
世代が近いこともあって、いつも話は尽きなかった。
色々とお互いの職業に関しても情報交換をしていた。
自分も「教育」の事に関して興味があったので自然と「学校」の現状を聞くようになった。
矢ノ倉先生が言っていた「学校を変えたい」というコトバ。
ずっと頭の中にそのコトバが残っていた。
ある日、それは何気ない会話の中で出た。
「先生用のイケてるポロシャツを作りたい」
という先生からの異例ともいえる依頼。
何かとんでもなく面白いことになりそうな予感がした。
当初は教員着用のみの制作で販売予定は無かったのだが、ゲリラ的に2日間限定で生徒に向けて販売したところ大盛況。
そこから正式に学校に申請して、今では「Lafayette × 翔陵高校」のコラボポロシャツが学校の夏季制服として採用。
Lafayetteとしても初の試みとなる「学校」とのオフィシャルコラボが実現した。
その年の秋には伝統ある翔陵高校の学園祭のプロデュースもやらせてもらった。
Lafayetteのコネクションをフルに駆使。
世界的に活躍する超一流アーティスト達が、藤沢翔陵高校に集結した「翔陵祭」。
今でも学校案内パンフレットや卒業記念品の制作をさせて頂いたりと色々な場面で学校をサポートさせて頂いている。
藤沢翔陵高校の校訓「信と勇と」
Lafayette設立時からのスローガンである「KEEP IT REAL」
お互いが掲げるテーマにも共感。
「ストリートブランド」と「学校」
対極にあるモノをいかに近づけるか。
何がリアルで何がリアルじゃないか。
日本全国に高校は5,000校ほどあるらしいですが、翔陵高校は日本でも一番クレイジーな高校だと思います。
今後もLafayetteと翔陵高校の絡みを楽しみにしていてください。
「学校に革命を起こしたいんだよね。」
そう話す矢ノ倉先生を見ていると、また楽しい何かをはじめてくれるんじゃないかと、期待せずにはいられない。
A-toy