ネオソウル歌姫と差別の話

8th Jul 2020 by

どうも、A-KILLAです。

定期的にUP中の

THE WORLDWIDE LAFAYETTECREW』シリーズ

ご愛読ありがとうございます。

いつものブログとは所々アレンジして、よりわかりやすくお届けしております。

今後もガシガシUPしていくのでLafayetteの歴史と共に洋楽に対する知識と理解も深めていただければと思います。

今日はいつも通りのブログスタイル

我らがLafayetteのエグゼクティブデザイナー『PATTUN』も絶賛のアーティストで

以前シティポップの再燃についてふれたことがあったんですが、そんなシティポップもTRAPもこなしちゃう

今時な歌姫をピックアップ

DOJA CAT

LA生まれの25歳

デビューしたのは2018年、脚光を浴びたのは『Mooo!』

一見バカっぽいふざけた内容なのかと思いきや歌もRAPもこなすDOJAのスキルは一級品

POPさとグイグイ攻めるアグレッシブさがうまーくかけ合わさったこちら

Dojaはシンガー/ラッパーとしてだけではなく、自分で様々な楽器も操りプロデュースもこなすマルチな才能の持ち主

去年日本にも来日していて国内外のファンもすでに多数

一年ほど前にはTYGAが客演として参加したコチラもクラブバンガーに抜擢

そして最近リリースした【SAY SO】が爆発的大ヒット

Youtubeページを持てもらえればわかるとおり、すでに再生回数は1.6億回オーバー

TIK TOKを始めSNSでも拡散されまくり日本のCMでも使われていたりと世界的に認知された新人となりました

さてここまで見てると飛ぶ鳥を落とす勢いの怖いものなし

と思いきや、あることがキッカケでDojaに白羽の矢が立つことになります

あるとビデオチャットに参加したDoja、そのビデオチャットの参加者はDoja以外が全員白人至上主義のメンバーで

その内容も差別的発言だらけだったことでDojaもレイシストなのでは?と物議を醸します

更には2015年にリリースした『Dindu Nuffin』が取り上げられ大炎上

というのも、この言葉は黒人は犯罪者であるという白人目線のスラングで丁度リリース時期にほど近く

差別による黒人女性殺害事件が起きたばかりだったことと今問題になっているジョージ・フロイド殺害事件も重なり

誹謗中傷の集中砲火が彼女に容赦なく浴びせられてしまったわけです。

この件で、Dojaは謝罪すると共にこの曲は黒人目線で自分なりの差別反対を歌った政治的なものであり悪い意図は何もなく

これからの活動に精進していくことをコメントしています

(ちなみにDojaは黒人のハーフです)

まぁ、アーティストは一度売れると過去を掘り下げられてしまう非情な世間とも対峙していかなきゃいけない立場ではありますが

素晴らしい才能の持ち主なので個人的にはこれからも応援していきたいですね

ALL LIVES MATTER

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