COMPARISON

17th Apr 2020 by

どうも、A-KILLAです。

今日はHIPHOPでは御馴染みの『元ネタ』について。

今に限らずHIPHOP創成期から『サンプリング』というのはHIPHOPの一つの醍醐味として多く使用され評価されてきました。

70、80年代に流行したSOULやJAZZなどのメインビートやメロディーラインをループさせたりしてその時代に合ったトラックへと変身させる。

ビートメイカーのスキルとセンスが光る部分なんですよね。

ということで、今更かしこまって説明する必要はあまりないのですがなぜこのブログを書こうかと思ったかというと

以前のブログでも紹介したLA出身のラッパーD SMOKE

T.IやCARDI Bが審査員を務めるアメリカのオーディション番組で優勝し一気にスターダムを駆け上がった新人なのですが

そのD SMOKEが最近リリースしたアルバムがまた良くて良くて。。。

LAっぽくもあり、SOULっぽくもありで非常にオトナな内容になってるんですが

一通り聞いていただくと一曲聞き覚えがあるのありませんでしたか??

3年前、日本のストリートでヒットしたアレ

いかがです??

ではD SMOKE版がコチラ

どうでしょう??

どっちもカッコいいwww

それぞれの良さが出ているし同じネタでも別物に聞こえるのはアーティストのチカラでもありますね。

元ネタはこれなんです

ブルガリアの伝統音楽であります。

こういう元ネタ被りは他にもたくさんあるので是非調べてみてください。

ちなみに最近だとTORY LANEZが10年ほど前に流行った名曲をサンプリングしたアルバムしてたり

この企画も面白くて、過去の名曲をサンプリングしてるだけでなくそのアーティストとも共演してる豪華さ

つまり本人が自分の曲を更にupdateしてToryの曲として客演で参加するスタイルなんですね。

実はToryもサンプリングの名手として前から人気でございました。

上記で説明したまんまを体現したのがこちら

ちなみに元ネタはこちら

しかも丁度10年前の11月に公開された時期にも合わせてくるところが凄い。

HIPHOPのこういう調べ方、最高に好きです。

本場は素晴らしい。

Peace out

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