LxFxHxQ 4th Collection “FAR EAST”
2nd Jul 2021 by JUNPEI
今回もたくさんのサポーター = Lafayette CREWが名乗りを上げてくれました。
ありがとうございます。
上のアートワークは始まりのFUJISAWAからNEW YORKまで、その間Lafayette / PRIVILEGE CREWが拠点を開き続けている時系列順になっています。
これらも全てビジネス視点ではなく「人」と「繋がり」を最も尊重してきた結果。
それらを象徴するのが今回のスナップバックの“PATH”の意味。
LFHQ-07 LxFxHxQ SNAPBACK CAP “PATH”
そしてこれは前作の3rd Collection、LFHQ-05のCore Logo Tee “EXPLORER”から続いています。
なので意味合い的にo5 “EXPLORER”と合わせると前作が完成するという形でもあります。
そして今回の4th Collectionのテーマ”FAR EAST”を冠してリリースされるInfamous CREW Tee。
LFHQ-06 Infamous CREW Tee “FAR EAST”
紫は歴史上高貴な色とされ、冠位十三階の最高位に紫が当てられたり、天皇のみに許される禁色だった時代もあり、着用できるのは限られた高位の者だったりと、様々な逸話があります。江戸時代には町民と上位の間での紫を巡る話なんかにもインスピレーションがあります。
古くは飛鳥時代以前から日本人に親しまれ、日本原産の色名の由来にもなった紫根(しこん)という植物が元々の材料です。
藤の日本の花言葉は「優しさ」、英語の花言葉は「Steadfast: 確固たる」。
LFYT / PVLGはゴリゴリなイメージはあまりないと思います。ですが2003年から続いて、いや「戦い続けてきた」からこそ「続いて」きているんです。
それをサポートしてくれてきた皆さんもそうだと思います。見た目で中身の全てが分かるわけではありません。
なのでこれは私たちのSTRAY DOG / 野良犬根性を表すもの。
「襤褸を着ても心は錦」そんなメンタリティを表すもの。
LFHQ-06 Infamous CREW Tee “FAR EAST”
JAPAN BLUE、藍染、インディゴ、デニム。
LFYTのデニムは頑なに世界を代表する岡山は児島の職人さん達との仕事を守り続けてきました。
それは青を掲げるブランドとしての芯に繋がる部分でもあります。
青をより濃くより深く。
白・赤・藍。
これこそまさに極東、FAR EAST。陽出づる國の潔さじゃないでしょうか。
LxFxHxQはLFYTのコアを表現するものとして始まっています。
西洋と東洋の文化や精神のミクスチャー。それらがLFYTをアメリカ大陸からアジア果てはユーロ圏へと繋げているんだと思います。
このInfamous CREW Teeは皆さんと私達Lafayette CREWのユニフォームみたいなもの。
デザインで選ぶというより心意気の部分。だからこそ安易にデザインを変えず、色で表現しています。
目先じゃなく、本質。そういったものです。
去年も手に入れて今年も選んでくれた人達は、それを分かってくれていると思います。
そういった気持ちに何か応えたい。
そういう訳で、今回それをチカラを借りて形にしました。
DJ FUJI (Novel Attraction Records / MIDDLE)
HIP HOPカルチャーに長きに渡り携わり、DJ/Beatmakerとして職人的とも言われる感性と経験と実績をベースに、Soul, Funk, Dub, Jazz等様々なエッセンスをオリジナルブレンドするバンドSoul Floatのドラマーとして、また唯一無二のMC山仁との新ユニットMIDDLEにてProducer/DJを担当しアルバムAntiqueをリリースするなど、その多彩な才能を精力的にアウトプットしている。更にはブラック・ミュージック・ルーツを軸に、毎週ヒップホップ、ソウル、ジャズ、レゲエ/ダブ等を中心とする研ぎすまされた新譜/再発のセレクション、そして定期的な海外買い付けによる中古レコードを展開し、ブラック・ミュージック専門レコードショップとして注目を集めているNovel Attraction Recordsのオーナー/バイヤーとしても知られている。
@novel_attraction_records
LxFxHxQ 4th Collectionを手に取ってくれた方1人に1枚、MEMBERS ONLY / NOT FOR SALEとして「Lafayette Headquarters SOUNDTRACK – Chapter ONE – “DJ FUJI”」をお渡しします。
自分達のカルチャーと切っても切れない重要な要素の音楽。
LxFxHxQの世界観を音で表す為に「サウンドトラック」として長年親交のあるDJ FUJI (NOVEL ATTRACTION RECORDS / MIDDLE)氏にその依頼をしました。
ですがその内容を完遂できる人にしか頼みたくなかったので、単純な付き合いだけの問題じゃありません。DJ FUJI氏の狂人的なこだわりや、職人的な気質もろもろ、ある意味万が一やっつけ仕事をするような相手ならケンカも辞さないつもりのものだったので、「この人なら」という絶対に外せない所でお願いしました。
依頼内容はシンプルなものでしたが、それを構築するのは実際かなり骨の折れる内容。
全部分かった上で依頼しましたが、さすがDJ FUJI氏。願った以上のものができました。氏の膨大なレコードコレクションと経験の中からコンセプトを体現する楽曲群を惜しみなく収録してくれました。
詳しくは届けられる前に書けたらと思いますが、何より嬉しく、さすがだなと思ったのは、出来上がったものをこのギリギリで聴かせてもらいましたが、ハッキリ言えば完全自身の名義で出した方が良いはずのものだったんです。
それだけのものを詰め込んでくれました。本人も後で少しは後悔したんじゃないかとすら思うほど(笑)。
作っているうちに火がついたんだと思います。そういう人だからこそ頼みたかった。
そこで出し惜しみするようなケチな人間じゃない、仕事を通して相手のライフワークの真髄に触れる瞬間、何とも価値があると思います。
このストリーミングの時代に、そこらに転がってしまうようなものを盤で出したくない。
今は分からなくても、いずれコレが分かる時が来るまで、部屋の中に存在するようなものとして。
洋服という作品と音楽という作品のぶつかり合いのコンパイル。
それが今回の4th Collection、ぜひ手に取ってください。
https://www.lafayettecrew.jp/shopbrand/lfhq/
JUNPEI