TAG : pop smoke
WHO IS POP SMOKE #2
23rd Nov 2021 by A-KILLA
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どうも、A-KILLAです
以前投稿したコチラ、もうご覧いただけたでしょうか??
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POP SMOKEについてザックリではありますが書いてみました
紆余曲折を繰り返しながら自分の師匠とも言える憧れの50centに会うことになったPOP
今の30代がBIGGIEや2PAC、JAY-Zに影響を受けているならば20代にとって50centらの影響は凄まじかった
特にPOPは自身の独特な低音で良く通る歌い方やフロウが50centの真似から始まったものと以前語っていましたね
アメリカの若者にとってHIPHOPは必死になれる身近で危険なカルチャー
リアルを求められるがゆえに現実に命を危険に晒してしまう可能性もあります
POP SMOKEもそのうちの一人でした
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それでも自分のスタイルを見出し見事メインストリームにのし上がった努力は凄まじいものでした
前回のブログで紹介した『WELCOME TO THE PARTY』の後にリリースしたこの曲がPOPの代名詞ともいえる
永遠の名作になります
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今までになかったNEW YORKそしてBROOKLYNの新境地をこじ開けることになります
またPOPの生い立ちに欠かせなかったギャングコミュニティーから生まれたダンスも同時に大流行
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CRIPS(青ギャング)の中では今までC-WALKが有名でしたが、NEW YORKから生まれたWOO WALK
これが新たな発信源になりギャングの枠を超えて世界に届いていきました
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ただそのギャング文化も
ストリートカルチャーには良くも悪くも付き物の背景であり問題でもありました
ガチガチの不良であっても公に人前に出てFAST MONEY(ドラッグディールなどに使われる規模の大きい横流しの儲け)
ではなくしっかりと企業と提携した綺麗なお金儲けができるようになって更生できることを証明したことは
HIPHOPの偉大なる功績です
これまでも、JAY-Z,RUN DMC,2PAC,BIGGIE,FAT JOE,50cent,DR.DRE,ICE CUBE,NAS,など
多くのレジェンド達が
それを自身の経験と成功で示してきました
そんな偉人達の背中を追いかけるようにこれまでも今も
たくさんのストリートキッズ達が自分の環境を変えようともがき挑戦しつづけています
それでも『成功』をつかみ取れるのは僅か一握り
そして成功した後も過去を断ち切りきれず命を落とすアーティストもいました
POP SMOKEはまさにその中の一人
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前述の50centとの奇跡の出会い後、50から様々指南を受けアーティストという新たな看板を背負って表舞台で戦っていくことを決め
50centのバックアップもあって念願のデビューアルバム発表へ邁進していた最中
2020年2月19日、強盗に襲われ命を落とすことになります
注目曲を多数収録しドリルだけではない音楽性の幅の広さを凝縮した
mixtape『Meet the woo2』を発表したわずか2週間後のことでした
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ストリートカルチャーの中で交錯する陰と陽の中で切磋琢磨しながらも尾を断ち切れなかった若き天才の短い生涯
しかし、彼の残した功績とこれからの計画は師匠50centを始め多くのアーティスト達に引き継がれ
同年7月にデビューアルバム『Shoot for the Stars, Aim for the Moon』がリリース
全米のHIPHOP/R&Bチャートで19週連続一位を獲得しました
そして今年2021年7月、死後二枚目となるアルバム『FAITH』がリリースされ
こちらも全米一位を獲得
製作総指揮は50centが担当し、KANYE WESTやCHRIS BROWN、RICK ROSSなど前作を上回る超豪華なメンツが集結
POPが遺した名曲を再構築して見事に生み出された形になりました
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POP SMOKEがどんなアーティストなのか
少しでもご理解いただけたら嬉しいです
そのPOP SMOKEに哀悼と敬意を表し、この度こちらを発表いたします!!
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LFYTそして中国/成都を拠点に展開し国内外から注目を集めるブランドS45と共に
NEW YORK/BROOKLYN出身にして今HIP HOPシーンで絶大な人気を誇るRAPジャンル“BROOKLYN DRILL” を世界に知らしめた
若き伝説POP SMOKEをフィーチャーしたオフィシャル・コレクション
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11/27(土)
全国のLafayette/PRIVILEGE直営店
そして一部のディーラーにて一斉販売となります
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リアルなニューヨークを詰め込んだストリートギアに是非ご注目ください!
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WHO IS POP SMOKE #1
15th Nov 2021 by A-KILLA
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どうも、A-KILLAです
やってきました、勝手に紹介シリーズ第二弾
今回登場するのは『 POP SMOKE 』
アメリカのHIP HOPシーンはおろか世界中を震撼させたラッパーです
しかも、生きていたらまだ21歳
え、生きていたら??
そう、彼はもうこの世にはいないんです
なのに世界にその名を知らしめた
それは何でなのか、僕目線でお伝えできたらと思います
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POP SMOKEはNEW YORK / BROOKLYNの南に位置するCANARSIEに生まれました
いわゆる彼の生い立ちはここに書いてあるのでこのブログでは割愛しますが
アメリカの売れたアーティストにありがちな家庭に難あり、犯罪に手を染めながら自分の好きなRAPスタイルに出会う
POP SMOKEもその一人ではあったんですが何よりもシーンに【リアル】を取り戻した第一人者だったんです
ではHIP HOPの歴史を少し振り返りましょう
1970年 NEW YORK / BRONX – HIP HOP誕生
1980年代 HIP HOP成長期
1990年代 HIP HOP黄金期
2000年代 HIP HOP革命期
2010年代 HIP HOP浸透期
これはあくまで事実に基づく個人的見解ではございますが、ざっくりこんな感じでございます
元々は一部の人種から始まった反抗の証明が今や世界中で認められる音楽、文化、生き方として認められています
つまり、『リアル』を伝えるツールとして誕生した超現場型の音楽
それがいつしか良くも悪くも一般に浸透していったことにより受けを狙う、売れる音楽として変化していきます
もちろん、それが悪いことではなくそれだけ広く親しまれるようになった証拠でもあります
でも、自分や周りを取り巻く様々な環境を包み隠さず音に乗せて表現するHIPHOP/RAPという文化がスタイルだけ肥大していくのは
果たしていかがなものか
不良や反社会的言動や思考がHIPHOPではないですが、まさに『リアルってなに??』
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この現象はアメリカはもちろん世界的に見られる現象でした
そこへ彗星のように現れたのがPOP SMOKEでした
前述で述べたような大衆向けのストリートシーンを払拭するかのごとく
ニューヨークのギャングスタラップを最新のスタイルで街に投下
瞬く間に広がりPOP SMOKEの名は知られていきました
POP SMOKEが流行らせた(正確にはPOP SMOKEだけが先駆者ではない)ジャンルはBROOKLYN DRILLと呼ばれ、
元々はシカゴ南部のゲットー地区から生まれたゴリゴリのストリートスタイル
いかにもなダークで重たい、かつ攻撃的なトラックに乗せたこれまた過激で包み隠しのないリアルな環境を歌う内容がメインです
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これがUKに渡りグライムとして進化、UK独特のストリートカルチャーにヒットしてMIXされ
独自の地位を確立していきます
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そしてUKで生み出された変則的でパンチのあるトラックに目をつけたのがBROOKLYNのヤンチャな若者達
その一人だったPOP SMOKEがビートを買い解き放ったのがこちら
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当時ニューヨークに出張に行っていたので街中がDRILLだらけだったのをよく覚えています
待ちを走る車のステレオからもクラブからもセレクトショップの店内でもひっきりなしにかかりまくっていました
POP SMOKEが現れてから自分もそうですが多くの人が連想したであろう存在が
50cent
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父親不在で生まれ母親も幼少期に他界、RAPを志すも裏切りや抗争に何度も巻き込まれ終いには自宅前で9発も銃弾を喰らい
それでも音楽に真剣に向き合い成功を勝ち取った筋金入りのギャングスタラッパー
まさにニューヨークの光と闇を全て経験してきた男の衝撃的な登場の瞬間を彷彿とさせる煌めきをPOP SMOKEに感じましたね
そしてその50centを夢に見たPOP SMOKEは本人と対峙することになります
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50本人からこれまでの生き方、これからの生き方など多くの指南を受けて考え方を大きく変えようとしていたPOP SMOKE
ただそこにはまだ解決しなければならない課題が山積みでした
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次回へ続く
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GUESS WHAT WE DO….