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Black Swan
6th Jan 2021 by BEN
ゆく年くる年。
大きな変化の年となった2020年が終わり、2021年へ突入しました。
12月暮れに怒涛のBLOG UPとなりましたが、おそらく少し心にゆとりが出来たのでしょう。
ブログのアップ率と心のゆとりには恐らく相関関係がありそう笑
2020年という年については色々考えさせられましたね。
ここまでの混乱は誰も予想できなかったでしょう。
過去を振り返っても、突発的かつ重大な事象は結構ありました。
・2001年09月 アメリカで同時多発テロが発生
・2008年09月 アメリカでリーマンショックが発生
・2011年03月 日本で東日本大震災が発生
・2016年06月 イギリスが国民投票でEU離脱
・2016年11月 アメリカ大統領選でトランプが当選
・2020年02月 世界でコロナショックが発生
確率や経験から予測できない極端な事象が発生、そして人々に多大な影響を与えることをブラック・スワン理論と言います。
この呼び名は、白鳥とは白色と信じられている中で、1697年にオーストラリアで黒い白鳥が発見され、常識が覆されたことに由来しています。
圧倒的なBlack Swanが訪れた2020年。
市場は敏感に反応しましたが、コロナ対策が世界的に過剰流動性相場をもたらし、各国株式市場では史上最高値更新を連発。日本はまだですが。
毎年のようにBlack Swanの予測はされていますが、2021年はこうなっています。
1.米民主党がジョージア州の上院2議席の決選投票を制する
2.米国と中国の関係が改善する
3.金融および財政による刺激策で景気が過熱
4.OPECが分裂する
5.欧州の財政刺激策が頓挫
6.米財務長官が強いドル政策を放棄
7.新興市場債のデフォルト(債務不履行)とソブリン格下げ
8.バイデン米大統領が辞任
そもそも予測できないからブラックスワンなのであり、それを予測するというのは矛盾があるものの、
どれも現時点で過小評価されているリスクを挙げているということらしい。。。
とりあえず1番のジョージア州上院議員選挙は今まさしく開票中のホットの話題。
共和党が獲得すれば「ねじれ」が発生して一見良くなさそうですが、ブラックスワンは民主党が2議席とも獲得した場合。
「ねじれ」ることなく政策が通るので、バイデン氏率いる民主党により増税が推進、好調のテクノロジー系大手(GAFAM)は狙われ規制強化、そして株価大幅調整。
みたいなシナリオでしょうか。
なんだかんだ予測されていますが、一番のブラックスワンはワクチンが効かずに感染拡大を止められないこと。
これに尽きますね。
ワクチンまわりの最新情報も刻一刻と変化していくので、引き続き注視する必要がありそうです。
BEN
Keep It Real.